私は、信用金庫が利益主義でなく、会員や地域の人々への貢献を優先するといった特色に魅力を感じ信用金庫業界に興味を持ちました。そして就活サイトや大学の募集要項で信用金庫業界について調べている中で出会ったのがこの共同センターです。 共同センターでは、全国の信用金庫の膨大な顧客情報を管理し、信用金庫、そして多くのお客さまの円滑な金融取引に日々貢献している会社です。また、加盟信用金庫に向けたシステム開発も行っています。 私自身、大学で情報工学を専攻していたため、自身の経験を生かしつつ、社会貢献ができればとおもい当センターを志望しました。

私は業務部業務企画課に所属しています。業務企画課の主な仕事内容としては信用金庫に提供するシステムの開発、サポートを行っております。システム開発では、ウォーターフォールモデルに沿った要件定義、基本設計等を信用金庫、開発ベンダーとともに行い、またシステム提供後におけるさらなるシステム向上のため、機能追加や、機能改善も行っています。 個人としては、プログラムの経験を生かした各金庫統計情報の取り纏めや、ＡＭＬ（アンチマネーロンダリング）システムにおけるモニタリングルールのプログラム作成等を行っています。その他日々のお問い合わせにたいして、設計書等の確認や、試行環境での試験等で金庫様へのサポートをしております。

現在私たちの元には、金庫様からの問い合わせの中で、ＡＭＬ（アンチマネーロンダリング）の一環として指定した取引を監視したいといった要望が多く挙げられてきます。監視したい取引自体が金庫様ごとに地域性や特色があるため、システムとして実現ができるかどうかわからないもの、また私自身も作成したことが無い構文を作成する場合があります。 そのような場合は実際に構文を作成し、テストして結果を確認するといったトライ＆エラーを繰り返し、最終的に金庫様のご要望に沿った構文を実現していきます。実際に要望に沿ったプログラムが出来た時には金庫様、なによりお客様の安全な金融取引に繋がっていくことに喜びを感じるとともに、大きなやりがいも感じます。